東京科学大学幾何セミナー

更新日:2026年6月1日
講演日
4月24日(金) 16:30–18:00
教室
大岡山キャンパス 本館 352セミナー室
講演者
幸谷 亮汰氏(東京科学大学数学系)
講演タイトル
Principal twistor models and asymptotic hyperkähler metrics
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本講演ではまず、漸近挙動を持つ代数的超ケーラー計量とツイスター空間の背景を概観し、主ツイスターモデル(PTM)と呼ばれる複素多様体を導入する。続いて、PTM の普遍性に関する主定理と、その系であるモジュライ空間への応用を紹介する。主定理において示される普遍性の内容は以下の通りである。錐的シンプレクティック多様体 X がクレパント解消 Y を持つとする。このとき、X の非特異集合上の超ケーラー錐計量 g_0 に漸近する Y 上の任意の代数的超ケーラー計量 g に対して、それと対応するツイスター空間は PTM を切り出すことによって一意に復元される。講演の後半では、普遍ポアソン変形の理論に基づき PTM を構成し、その普遍性の証明について解説する。

講演日
6月5日(金) 16:30–18:00
教室
大岡山キャンパス 本館 352セミナー室
講演者
佐々木 淳氏(東京科学大学数学系)
講演タイトル
Higgs pairのモジュライ空間について
講演概要(クリックで表示)

E をコンパクトリーマン面上の滑らかな複素ベクトル束とする。 Higgs pair とは、E の Higgs 束の構造 D″ と、E の滑らかな切断 s で、 Ds = 0 を満たすものの組 (D″, s) のことをいう。 Higgs pair は、Bradlow によって導入された holomorphic pair の一般化とみなせる対象であり、 実数 τ に対して、その τ-安定性が定義される。

Higgs pair は、2003年に Mehta によって導入された概念である。 τ-安定 Higgs pair のモジュライ空間については、そのある開集合が非特異な複素多様体であることが Mehta によって示されている。本講演では、実数 τ を適切に選び、rank E と deg E が互いに素であるという仮定の下で、 このモジュライ空間が大域的に非特異であることを示す。また、rank E = 2 の場合に、このモジュライ空間の Betti 数を決定する。

講演日
7月3日(金) 16:30–18:00
教室
大岡山キャンパス 本館 352セミナー室
講演者
辻 寛氏(東京科学大学数学系)
講演タイトル
TBA
講演概要(クリックで表示)

TBA